「アルパカストーブって何で人気なの?」
「デメリットはある?」
「ちょうどいい五徳はある?」
キャンプに使用するストーブ絶対に失敗したくないですねよ。
アルパカストーブは人気なストーブで、どんなストーブなのか気になる方も多いはず。

そこでこの記事では、アルパカストーブの特徴やデメリットなど徹底解説します。
- アルパカストーブってどんなストーブ
- アルパカストーブスペック
- アルパカプラスとNEWの違い
- デメリットについて
- アルパカストーブランプとパセコストーブ比較した結果
- 実際に使用してみて
- カスタムについて
ふじお我が家でもアルパカストーブを愛用しています!
この記事を読めばアルパカストーブが自分が求めているストーブなのかどうかわかります。
30秒で解決
- アルパカストーブはおすすめ
- 日本正規品になり安心
- 購入前にデメリットを知っておいて
- 他のストーブと比べてコスパがいい
テント内で火器の使用を推奨する記事ではありません。自己責任で行うようにしてください。


【キャンプストーブ】アルパカストーブの特徴|なぜ人気?
アルパカストーブの特徴について紹介していきます。
- 燃焼時間が長い
- 火力が強い
- JHIAの認証で安全面も安心
- コンパクトでおしゃれ
- 機能の割に安い
こんな感じでキャンプに欲しい機能が備わっています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
燃焼時間が長い
灯油を満タンにして約10時間ほど燃焼し続けることができます。
1泊のキャンプなら十分な燃焼時間ですし、2泊でも1、2回の給油で過ごすことができます。
火力が強い
アルパカストーブは、3.0kwの火力を持っています。
| アルパカ | 3.0kw |
|---|---|
| トヨトミレインボー RB-N25 | 2.50kW~1.25kW |
| フジカハイペット | 2.5kw |
| スノーピーク | 2.54kw |
| アラジン | 2.68kW |
他のストーブと比べても火力は強い方です。



3.0kwの火力があれば我が家の2ルームテントでも十分にあたためることができます。
JHIA認証
世界で最も厳しい検査基準をクリアした「JHIA認証取得商品」です。海外製の石油ストーブの中で唯一経済産業省の技術基準適合と安全基準を全て満たした商品です。
引用:アルパカ公式
アルパカストーブは、日本の安全基準をクリアしているストーブです。



火器の使用は、十分気をつけないといけないことには変わりはありませんが、安全基準クリアしているのは安心しますね。
コンパクトでおしゃれ
アルパカストーブは、コンパクトなので積み込みも簡単ですし、ケースに入れれば持ち運びも楽々です。
| プラス | NEW | |
|---|---|---|
| サイズ | 420×350×350mm | 405×350×350mm |
【キャンプストーブ】アルパカストーブとは|どこの国製品?
アルパカストーブは、韓国で生産されているストーブです。


2019年に、日本正規品としてリニューアルされました。



日本の安全基準(JHIA)の認証も受けてます!
なんでアルパカストーブにした?
私たちは色々調べた結果アルパカストーブを選びました。
ストーブを選ぶときの基準としていたのは以下の通りです。
- 人気で安心して使えるストーブ
- 火力
- 安全面
- 燃焼時間
- コスパ



安くても使えなかったら意味ないですし、コスパのいいストーブを探した結果アルパカストーブになりました。


【キャンプストーブ】アルパカストーブの種類
アルパカストーブ日本正規品としては、
- NEWアルパカ
- アルパカプラス
この2種類です。


発売した順番は、NEWアルパカ→アルパカプラスです。



私が購入したときはプラスはまだ販売されていなかったのでNEWの方を持っています。
アルパカプラスになって改良された点
アルパカプラスになって改良された点がいくつかあるので紹介します。
- 上板:今までのホウロウ→セラミックコーティングによりルックス及び耐久性強化
- 運搬取っ手:耐久性強化
- 燃焼筒:精度改良
- 燃焼部4カ所(カバー/ピニオンギア/しん管/逆火防止装置):精度及び安全性向上
- 自動消火装置4か所(カバー/感振装置):外観及び作動精密度、機能性向上
- 油タンク3カ所:内部構造改良及び加工方法改善による安全性、耐久性向上
- 置台:デザイン変更によるメンテナンス性及び耐久性向上
- その他3か所(油量計/調節つまみ/安全ガードリング):製品精度改良による、耐久性及び機能性向上
- 梱包仕様:パルプモールド採用による安全性向上改善
見た目では判断がつきにくいところが改良されていますが、見える部分での変更点もいくつかあります。
詳しくはアルパカストーブのNEWとプラスの違いで見てください。
【キャンプストーブ】アルパカストーブプラスとNEWの違い


それではスペックを見ていきましょう。
| アルパカプラス | NEWアルパカ | |
| カラー | ブラックつや消し オリーブつや消し レッドつや消し | ブラック オリーブドラブ |
| サイズ | 420×350×350mm | 405×350×350mm |
| 重さ | 約6.6kg | 約6.6kg |
| 暖房出力 | 3.0kw | 3.0kw |
| タンク容量 | 3.7L | 3.7L |
| 燃焼時間 | 約10時間 | 約10時間 |
| 替え芯 | TS-77NW | TS-77JC |
| 置き台 | はめこみ固定 | ネジ式固定 |
| 値段(定価) | 税込27,480円 | 税込30,800円〜32,890円 |
| 安全装置 | あり | あり |
- カラーの種類
- サイズ
- 替え芯
- 置き台
- 値段
上記がNEWアルパカとアルパカプラスの違うところです。
カラーの種類
アルパカプラスは3種類。


NEWアルパカは2種類


サイズ
高さは、15mmアルパカプラスの方が高くなっています。



置き台の変更により若干高くなったのな?
正直15mmくらいだと並べて気にしてみないとわからないレベルなのでそれほど気にすることはないです。
置き台
1番下の置き台と本体部分がNEWアルパカでは、ネジではめられており掃除するときに大変でした。
アルパカプラスではネジが使用されておらずはめ込み式になっているので簡単に取り外しが可能です。
値段
NEWアルパカは購入する場所によって多少値段が変化します。
ケース付きで税込24,200円値段となっています。
アルパカプラスは、税込24,790円です。



3万円切るのは嬉しい。
その他
今までは、灯油がもれるなどの声が上がっておりますが、日本認証により改良されました。
ケースも一緒に購入すれば持ち運びも簡単です。


【キャンプストーブ】アルパカストーブは屋内で使用できる?
日本のJHIAをクリアしたことで屋内使用可能となりました。
公式HPよくある質問
引用:公式HP
- 屋外で使用できますか?
屋内使用を想定して設計しているため、事故や故障の原因につながる恐れがございます。
むしろ屋外で使用するのが危ないということで屋内で使用するように推奨されています。


実際に家の中で使ってみた
実際に家の中で使ってみました。
リビングが15畳ほどですが、十分に温まります。
消火した時に石油ストーブ特有の臭いは若干しますが、石油ストーブという性質上仕方ないです。



シンプルなデザインで家のインテリアの邪魔もしないのでキャンプと家両方で使えてありがたいですね。
アルパカストーブとパセコストーブを比較してみた
コスパ最強のストーブとしてアルパカストーブは人気ですが、パセコストーブもコスパがいいストーブです。



2万円以下で購入できる石油ストーブはなかなかないからね…
そんな人気急上昇中のパセコストーブとアルパカストーブを比較していきます。


| アルパカプラス | NEWアルパカ | パセコストーブ | |
| カラー | ブラックつや消し オリーブつや消し レッドつや消し | ブラック オリーブドラブ | ブラック グレー タン ホワイト |
| サイズ | 420×350×350mm | 405×350×350mm | Φ325 x 441 (mm) |
| 重さ | 約6.6kg | 約6.6kg | 5.2kg |
| 暖房出力 | 3.0kW | 3.0kW | 3.0kW |
| タンク容量 | 3.7L | 3.7L | 5.3L |
| 燃焼時間 | 約10時間 | 約10時間 | 約18時間 |
| 替え芯 | TS-77NW | TS-77JC | ー |
| 置き台 | はめこみ固定 | ネジ式固定 | ー |
| 値段 | 税込27,480円 | 税込30,800円〜32,890円 | 税込18,899円 |
| 安全装置 | あり | あり | あり |
| JHIA認証 | あり | あり | なし |
比較的にパセコストーブの方が優秀だと感じるかもしれませんが、アルパカストーブとパセコストーブの以下の違いに注意して選びましょう。
表を見るとパセコストーブが優秀で「コスパ最強」にみえるかもしれませんが2つの違いに注目です。
- 屋内使用と屋外使用
- JHIAの認証
- 温まり具合
- 値段
それぞれについて詳しくみていきます。
屋内使用・屋外使用について
| アルパカプラス・NEWアルパカ | 屋内使用 |
|---|---|
| パセコストーブ | 屋外使用 |
アルパカ・NEWアルパカは屋内使用推奨ですが、パセコストーブは屋外使用が推奨されています。
JHIAの認証
| アルパカプラス・NEWアルパカ | 認証済 |
|---|---|
| パセコストーブ | 非認証 |
アルパカストーブはJHIAの認証を受けていますがパセコストーブは2025年12月現在でまだ非認証となります。
温まり具合
実際に両方使用してアルパカストーブの方が温まりが早く暖かく感じました。
両方とも出力の数値は一緒なのであくまでも私の体感という話になります。



個人の感想なのでまた実験の方をしてお知らせします。
値段
| アルパカプラス | 税込24,790円 |
|---|---|
| NEWアルパカ | 税込24,200円 |
| パセコストーブ | 税込19,800円 |



パセコストーブ圧倒的安さ。
パセコストーブは、ここがかなり強みです。
2万円切るストーブでこれほどの機能がついているのはありません。
アルパカストーブとパセコストーブ結局どっちがいい?



実際に両方使用した結果…今購入するならアルパカプラス!
- 屋内使用であること
- 火力が強い
体感でアルパカストーブの方が暖かかったことや安全面的にも認証を受けていることからアルパカストーブの方が安心して使用できます。
実際アルパカストーブを使用した感想
我が家では、「サバティカルアルニカ」「スノーピークのヴォールト」の両方で使用したのでそのときの感想を書いていきます。
ちなみに冬用テントには「スカート」がついているかが重要になってきますが条件は以下の通りとなっています。
| アルニカ | あり |
|---|---|
| ヴォールト | なし |



この二つの条件でどんな使用感だったのか詳しく解説します。
テント内でのストーブの使用を推奨するものではありません。
使用する際は自己責任でお願いします。
アルニカ


現在アルニカを頻繁に使用しておりアルニカでストーブを使用しています。
アルニカのサイズは以下の通りです。
| サイズ | 高さ210×幅320×長さ620(cm) |
|---|
寝室とリビングの2ルームテント。



インナーテント使用時インナーテント内で大人2人と子供2〜3人がゆったりと快適に過ごせるようなそこそこ大きいテントになります。
そのリビング内でアルパカストーブを使用していますが、スカート付きということもありかなり温まります。
2月下旬くらいに富士山の麓のふもとっぱらキャンプ場に行きましたが快適に過ごせるくらいでした。
エントリーパックTT ヴォールト


我が家が1番最初に購入したテントです。
サイズは以下の通りとなります。
| サイズ | 高さ150×幅280×長さ505 (cm) |
|---|
こちらも2ルームテントですがアルニカより小さく、大人2人子供2人くらいでいっぱいくらいのサイズです。



スカートなしのテントなので冬には不向きなテントです。


以下使用したときの状況となります。
- つぐ高原という標高900mの場所にあるキャンプ場
- 前方、後方の出入り口を少し開けて十分に換気
- 気温は夜で3度程度
- インナーテントを外して使用
- 風は弱め
外に出るとすごく寒かったですがテントの中は、暖かくなりました。
ちなみにテント内の温度は…


20度程度です。
テントが小さめということもありますがかなり温まりました。



スカートなしのテントなので風が吹いたりすると厳しいかも…
アルパカストーブを使ってみてわかったデメリット
アルパカストーブを実際に購入して使ってみてわかったデメリットを紹介します。
- 給油口が小さい
- 火力調整ができない
- 人によっては価格が高いと感じるかも
- 消火した時に若干匂いがする
以上の4点が実際に使ってみて感じたデメリットです。
詳しいことや解決策には以下の記事に書かれていますので参考にしてください。


アルパカストーブのカスタムアイテム
アルパカストーブのカスタムアイテムを紹介します。
- 五徳
- 反射板
- ストーブファン
- ケース
- 灯油ケース
以上5点をそれぞれ紹介します。



カスタムアイテムを揃えることによってよりキャンプで便利に使用することができますよ。
シンデレラフィットな五徳


アルパカストーブにシンデレラフィットする天板は2つです。
- コーナン七輪用五徳
- キャプテンスタッグ炭火焼き名人
五徳を使用すれば、天板を傷つけることなく調理することができます。
どちらの五徳もフィットするのでぜひ使ってみてください。



我が家では、コーナンの五徳を使用しています
反射板
反射板を利用することによってテントやギアなどストーブのそばにあるものが熱くならずに安心して使用できます。
また反射板を使用することによって輻射熱でストーブの前方が温まります。
ストーブファン
ストーブファンを使用することによって暖かい空気が循環しテント内全体が暖かくなります。
ケース
ストーブを持っていくのであればケースも購入しましょう。
持ち運びが便利になるだけでなく、車などに積んで運ぶ際の傷の防止などにもなります。
アルパカストーブは純正のケースがついてくるのとケースのみのものがあります。



ケースなしで購入した場合はトラッシュボックスなどをケースで代用するのがおすすめです。
我が家ではオレゴニアンキャンパーのトラッシュボックスをケースとして代用しています。
灯油ケース
灯油をストーブに入れたまま車で運ぶのは灯油漏れが心配なので灯油ケースも持っていきましょう。
灯油ケースの容量についてはアルパカストーブは、満タン3.7ℓで10時間程度持つので大体5〜10ℓの容量があれば安心です。



我が家では18リットルの灯油ケースを使用しています。
アルパカストーブについてよくある質問
アルパカストーブについてよくある質問をまとめました。
- アルパカストーブはなぜ人気?
-
JHIAの認証を受けていることやコスパがいいことが理由にあげられます。
>> アルパカストーブの特徴 - アルパカストーブのデメリットは?
-
火力の調整ができないことや給油口の小ささがあげられます。
>> アルパカストーブのデメリットについて - アルパカストーブで後悔したことはある?
-
5年以上使っていて後悔したことはないです。
>> アルパカストーブのスペック - アルパカストーブは室内で使える?
-
室内での使用が推奨されています。
>> 実際に家で使ってみた - アルパカストーブNEWとプラスの違いは?
-
カラーの種類、サイズ、替え芯、置き台、値段があげられます。
>> 違いを詳しく知る
【キャンプストーブ】アルパカストーブレビュー まとめ
ここまでアルパカストーブについて書いてきました。
まとめるとこのようになります。
- 2019年に日本正規品にリニューアル
- 日本の安全基準クリア
- 日本正規品の種類はアルパカプラスとNEWアルパカ
- 見た目はそれほど変わりがない
- アルパカプラスはNEWアルパカを改良して出されているためアルパカプラスの方が性能良
- アルパカプラスの方がなぜか値段が安い
- アルパカストーブは、火力が強く・安全に使用できる
アルパカストーブは日本正規品となりキャンパーの中でもかなり人気のストーブになりました。
JHIAの認証設けており安心して使用することができます。
火力などのスペックも申し分ないので自信を持っておすすめできるストーブです。



今から購入を悩まれている方はアルパカプラスを購入するのがおすすめ!!
アウトドア好きの皆さん寒さ対策して酸欠事故に気をつけてキャンプ楽しみましょう。
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