タフまる、タフまるJr.の違いや魅力を徹底分析

カセットコンロの種類が豊富で信頼のあるメーカー『iwatani (イワタニ) 』

その中でも『タフまる』と『タフまるjr.』はキャンパーに人気なアウトドア向けのカセットコンロです。

見た目がそっくりなこのふたつですが、実はいくつか違いがあるのです。

そこでこの記事では『タフまる、タフまるjr.の違い』『タフまるとタフまるの魅力』『実際にどちらがいいのか』などを紹介していきます。

それでは『イワタニのカセットコンロタフまる、タフまるjr.の魅力を徹底分析』について書いていきます。

「タフまる」「タフまるjr.」の違いを比較

タフまるとタフまるJr.の違いは以下の通りです。

• サイズ
• 重量
• 火力
• 連続燃焼可能時間
• 使用できる鍋の大きさ
• 耐荷重
• 使用できるアクセサリープレート

タフまる、タフまるjr.違い一覧

スペック	タフまる	タフまるJr.
見た目
サイズ	幅341×奥行283×高さ129mm	幅286×奥行192.5×高さ122mm
重量	約2.4kg(ケース付3.6kg)	約1.6kg(ケース付2.5kg)
火力	3.3kW (2,800kcal/h)	2.3kW (2,000kcal/h)
連続燃焼可能時間	75分	102分
使用できる鍋の大きさ(鍋底直径)	16〜24cm	11〜20cm
耐荷重	20kg	10kg
ケース

サイズ/重量

 タフまるJr.に比べ幅5cmほど、奥行9cmほどタフまるが大きい
 高さはそこまで変わらない
 本体は0.8kg、ケース付きだと1.1kgタフまるJr.が軽い

タフまるJr.はタフまるを約60％程度に小型化したものになります。

高さ、幅のサイズはそこまで変わらないように見えますが、上から見ると違いが一目瞭然。

半分ほどの大きさになった印象です。

また、タフまるJrはIwataniのカセットコンロをセットすると本体からカセットコンロがはみ出ます。

火力/連続燃焼可能時間

 タフまるの方が最大火力が1.1kW (800kcal)強い
 タフまるJr.の方が27分燃焼時間が長い

タフまるは最大火力2,800kcal、タフまるJr.は最大火力2000kcalになりますので、タフまるJr.が劣っているように感じますが、どちらもガスコンロとして使用するのになんら問題はありません。

タフまるJr.はタフまるに比べ約70％の火力です。

火力があるだけ連続燃焼時間はタフまるの方が短くなってしまいます。

使用できる鍋の大きさ/耐荷重

タフまるとタフまるJr.はそれぞれ使える鍋の大きさと耐えられる重さが異なります。

タフまるは鍋底24cmまでのものが使用できます。ダッチオーブンでいうと10インチのサイズです。

10インチ＝25.4センチメートルですが、底の大きさは25.4cmより小さいものが多いので10インチのダッチオーブンでも使用可能ということです

また上限もあれば、下限もあります。16cm以下のものは五徳の上に乗せられません。

「ジェットボイルの1.5Lセラミックフラックスリングクックポット」は直径17cmなのでギリギリのサイズです。

一方タフまるJr.は鍋底11〜20cmのものが使用可能になります。

下限はキャプテンスタッグのラーメンクッカーが五徳に乗せられる大きさギリギリで、上限はダッチオーブン8インチです。

使用できるアクセサリープレート

アクセサリープレートとは上のような、Iwataniのカセットコンロに付けられる別売のプレートになります！

五徳のサイズが違うことから、使用できるアクセサリープレートの種類も変わってきます。

使いたいものがある場合、下の表を参考にしてみてくださいね！

タフまる、タフまるJr.の同じ機能などは？

違う部分があれば同じ機能もあります。

• ダブル風防ユニット
• 多孔式バーナー
• 安全機能
• 専用キャリングケース付

ダブル風防ユニット

ダブル風防ユニットとは、バーナーに1番近い内側とその外側、合計2つの風防のことです。

なぜ２つの風防があるのが良いのかというと、外で調理をすることの多いアウトドアシーンの中で風は調理の妨げになります。

その風を、外側風防と内側風防の２段階の風防により、使用する鍋の大きさや形に影響されず遮ることができます。

燃焼に必要な空気は内側風防の下から入る構造なので、火がつかないなんてことはありません。

多孔式バーナー

小さな炎の穴がたくさん開いている多項式バーナーを採用。

細かく短い炎は風の影響で炎が消えにくい仕様になっています。

安全機能

近年キャンプでのカセットコンロによる事故が多いですが、

タフまる、タフまるJr.には４つの安全に使えるための機能が施されています。

• マグネット着脱式
• ボンベ加温機構
• 圧力感知安全装置
• 容器接着安全装置

マグネット着脱式

カセットボンベをセットすると「カチャッ」と音がなる仕組みになっています。

ボンベ加温機構

ヒートパネルを搭載することで、火力を落とすことなく、最後まで無駄なくカセットボンベのガスを消費してくれます。

圧力感知安全装置

これが一番いいなと思ったのですが、

加熱することによりカセットボンベが熱くなりすぎてしまった場合、自動的にカセットボンベが外れ、ガスの供給がストップし火が消えます。

これによりカセットボンベの過熱を防ぎ、事故防止に繋がります。

容器接着安全装置

つまみ部分が「消」に戻っていないと、カセットボンベがセットできません。

ガス漏れの心配もないのであ安心して使えます。

専用キャリングケース付き

タフまるはブラック、タフまるJrはベージュのケースが付いてきます。

Iwataniのアウトドアカセットコンロでも、FOREWINDのラックスキャンプストーブは、本体とケースが一体となっているデザインだったため、

本体を傷付けず持ち運びできるケースが付属しているのは嬉しいポイントです。

タフまる、タフまるJr.の魅力

タフまる、タフまるJr.の魅力はまとめると以下の通りです。

• 風に強い
• 握りやすいつまみ
• 安全面に優れている
• カセットボンベが手に入りやすい

風に強い

上で述べたように、ダブル風防ユニットや多項式バーナーにより、風の影響を受けやすい

アウトドアの環境下でも火が消えにくく調理しやすいです。

握りやすいつまみ

コンパクトに収納できるシングルバーナーなどは、つまみも小さく、火力調整などもしづらかったりするのですが、

タフまるとタフまるJr.のつまみは大きくて凹みが施されていて回しやすいです。

カセットボンベが手に入りやすい

キャンプしたことがない方も一度は見たことがあるのではないでしょうか！

このオレンジ色のカセットボンベ。

Iwataniのカセットコンロは同社製のカセットボンベを使用することを推奨しています。

イワタニのカセットボンベは、ホームセンターや、スーパー、ドラッグストアなど比較的に手に入りやすいので、入手に困ることがありません。

通常のサイズのカセットボンベはタフまる、タフまるJr.両方に使っていただけます。

タフまるとタフまるJr.の評判は？

タフまる

購入者さん 

前々から防災用に欲しかったタフ丸君。
野外で孫と一緒に焼き肉を試してみました。
風の吹く中でも十分威力を発揮してくれました、とっても美味しくお肉が焼き上がり、分厚いステーキも柔らかかったです😆🎵🎵
ブロックを回りに立て掛けたら、更に強い風でも良いかもしれませんね🎵
良い商品をキャンペーンで何処よりもお安くGET出来て凄く幸せです❤️ありがとうございました。
他の鉄板シリーズも楽しみです🎵
引用：Iwatani

購入者さん 

初めてカセットコンロを防災用品に加えようと思い購入しました。併せてガスも保存用に3本×3個購入しました。年度末セールでだいぶお安く買えたのでラッキーでした。まだ使用していませんが焼肉用の網も購入したので、もう少し暖かくなったらベランダでバーベキューをしたいと思います。屋外で使用する際に風に強いというのがメリットですね。
引用：Iwatani

タフまるJr

購入者さん 

バイクでキャンプに行く際に、小型なコンロを
探していました。(いつもは炭でしたが。)
早速購入しシートバッグに収納しました。
結果ケースのまま縦置きでスッポリ入りました。当然、使用感もバッチリでした。
引用：Iwatani

購入者さん 

購入しました。
しっかりしたケースに入っており五徳も風避け完璧でコンパクト。
防災用品として、普段使いとして活躍してくれそうです。
引用：Iwatani

購入者さん 

コンパクトで風に強い。
ダッジ・オーブンが使える耐荷重。
しかも、しっかりしたケースが付属。
日常の使用にも、災害用にも、活躍してくれるに違いありません。
引用：Iwatani

イワタニのタフまるJr.が2020年8月に販売された際、無骨系キャンパー達に話題になりました！

外で使えるタフさを持ちながら、サイトや他のギアに馴染むカーキ/ブラックでの登場は、キャンパー達の心を掴んだといっても過言ではありません。

タフまるとタフまるJr.どっちが良い？？

魅力も違いもわかってきたところで、タフまるとタフ真あっるJr.どっちが良いの？と思われている方も多いはず。

ズバリ、私の意見はこちらです！

その理由は以下の通りです。

ソロキャンパーはタフまるJr.

コンパクトなキャンプギアをチョイスすることが多く、クッカーや鍋なども小ぶりなものが多いため、ソロキャンパーさんはタフまるJr.がおすすめです。

さらに机の大きさも考慮しましょう。

キャンプへ行った際、机を圧迫するほどのカセットコンロがあると、食材やまな板、食器など調理やご飯を食べる際にかなり不便です。

小スペースで置けるタフまるJr.は場所をとらないので、他のお皿とかもたくさん置けて使いやすいのではないでしょうか。

家でも使うならタフまる

家で使う4〜5人前くらいの土鍋はタフまるJr.では使用不可になるので、おうちでも使いたい！という方にはタフまるがおすすめです！

五徳を大きくはみ出る大きな鍋やフライパンによって、カセットボンベが熱で温かくなってしまいます。

よくマルチグリドルを載せている人を見かけますが、いくら安全装置がついていても危険ですのでやめましょう。

カセットボンベが気になるならタフまる

上でも述べましたが、タフまるJrはカセットボンベが本体からはみ出ます。

ミニサイズのカセットボンベも販売していますが、あまりホームセンターやスーパーで見かけません。

見栄えを気にされる方は、通常サイズのカセットボンベの方が手に入りやすいため、タフまるの方がいいかもしれません！

【まとめ結論】タフまるorタフまるJrどっちが良い？

家での使用もしたい！という方や料理好きな方は鍋の大きさや重さを気にしないタフまるがオススメ！家族や友人たちなどのグルキャンなどでもタフまるが活躍しそうです！

一方タフまるJr.は携行性に優れており、小さめのテーブルにも置けることから、ソロキャン、デュオキャンの方はタフまるJr.がおすすめ！

ソロキャンやデュオキャン、その他2台目を検討中な方や、キャンプ用にカセットコンロが欲しい方にもオススメです！

タフまる、タフまるJr.の違いや魅力を徹底分析まとめ

イワタニのアウトドアカセットコンロ「タフまる」「タフまるJr.」は風にも強く、見た目もスタイリッシュ、火力も強い、値段もお手頃、と欠点がないカセットコンロだと思います！

人気のスノーピークのフラットバーナーに比べお値段も半額ほど。

気軽に買うのにちょうどいいアイテムだと思いますのでぜひ検討してみてはいかがでしょうか。