「一酸化炭素チェッカーの有名なメーカーは?」
「日本製の一酸化炭素チェッカーは?」
「おすすめなのはどれ?」
冬キャンプの必需品と言っても過言ではないアイテムが一酸化炭素チェッカーです。
とても重要なアイテムが故にどれを選ぶか迷われる方も多いのではないでしょうか?
ふじおそこでキャンプ歴7年目の私たちがキャンプで使うおすすめの一酸化炭素チェッカーを紹介します。
- おすすめの一酸化炭素チェッカー
- 選ぶときの決め手
- 有名なメーカー
- 設置場所
- 寿命はあるのか
- 数値の許容度
冬キャンプで火器を使用する場合は、絶対に一酸化炭素チェッカーを使用しましょう。
どの一酸化炭素チェッカーを選ぼうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
30秒で解決
- 一酸化炭素は無色・無臭で気づかないうちに中毒になることから、一酸化炭素チェッカーは必須。
- 日本製センサー搭載で実用性とデザイン性を兼ね備えたカーゴ コンテナのセーフCOディテクターがおすすめ。
- テント上部と、机や棚の2カ所以上の設置が理想的。
- 寝る前は完全消灯する。
【冬キャンプ】一酸化炭素チェッカーはなぜ必要?
冬キャンプで火器を使用する時は、必ず一酸化炭素チェッカーを持っていきましょう。
キャンプでのテント内での一酸化炭素中毒による事故は毎年のように発生しています。
一酸化炭素は無色・無臭で気づきにくく、知らないうちに中毒になってしまう危険なガスです。
テント内での火器使用は本来推奨されていませんが、実際には使っているキャンパーも少なくありません。
もし使用する場合は、自己責任のもとで安全対策を徹底し、「換気」「COチェッカーの設置」「寝る前の完全消火」を必ず守りましょう。



万全の安全対策をして、悲しい事故を防ぐためにも、一酸化炭素チェッカーは必ず備えておきましょう。
【キャンプ】一酸化炭素チェッカーの選び方
- 日本製センサーがついている
- 設置場所が好きに変えられる
- 日本語表記だと見やすい
- 画面が大きいと数値が見やすい
一酸化炭素チェッカーを選ぶときは、日本製センサー搭載モデルがおすすめです。
精度が高く、誤作動が少ないので安心して使えます。
また、設置場所を自由に変えられるタイプだと、テント上部やテーブル横など状況に合わせて使いやすいです。
さらに、表示が日本語表記のものはすぐ数値を確認でき、画面が大きいタイプなら一目で濃度をチェックできます。
キャンプ中にすぐ確認できるものが、安全性にもつながるためおすすめです。
日本製センサー搭載おすすめ一酸化炭素チェッカー7選
日本製センサーを搭載したおすすめの一酸化炭素チェッカーを紹介します。
デザインや価格面での違いがあるので、キャンプで使用することを考えながら検討してみてください!
CARGO CONTAINER セーフCOディテクター
- 高精度センサーとアラーム機能を搭載
- アプリ連動、スマホでも操作可能
- コンパクトで軽く持ち運びしやすい
- 保証期間が 365日 と長め。製品の不具合にも対応との案内あり。
- 「カッコいい」「スマホ連携で温度・湿度確認もできる」「電池持ちが良い」といったレビューあり。
沢田テント 一酸化炭素チェッカー
- 根本特殊化学株式会社(国内唯一レベルの一酸化炭素センサー専門メーカー)の信頼あるセンサー
- 一酸化炭素濃度「1〜1,000 ppm」が測定可能
- アラーム値は400ppmまで自由に設定可能
- フック、背面マグネット付き
DOD キャンプ用一酸化炭素チェッカー3


キャンプ用一酸化炭素チェッカー2よりバージョンアップした、DODキャンプ用チェッカーの決定版。
- 雨や屋外使用を想定した電気化学式・三極セル方式センサーを採用
- 大型ディスプレイ見やすい
- 7.6×7.6×3.2cmでかなりコンパクト
新コスモス電機 COALAN
- 家庭用ガス警報器で実績を持つメーカーがアウトドア専用に開発
- 耐衝撃・耐振動設計
- 防塵・防滴構造(保護等級 IP54 相当)
エレコム NESTOUT一酸化炭素アラーム
- センサーで世界トップクラスのフィガロ技研株式会社の日本製高性能センサーを搭載
- 自己診断機能によってセンサーの故障を検出
- IP54等級の防塵・防水性能
Cam.G Mini 一酸化炭素チェッカー
- ストラップ、カラビナ付
- アプリ連動でスマホから数値を確認できる
OUTBEAR 一酸化炭素チェッカー
- 自衛隊での採用実績あり
- 手のひらサイズで重量50gと軽量
- 説明書が日本語
- 電池式
- レビュー投稿で保証期間365日に延長
【キャンプ】一酸化炭素チェッカーの設置場所は?


一酸化炭素は空気とほぼ同じ重さで、少し軽い程度です。
そのため、暖かい空気とともに上に溜まりやすい一方、空気と混ざってテント内のどこに漂っていてもおかしくありません。
安全のために、テントの上部(寝る高さより上)と、机や棚の2か所に一酸化炭素チェッカーを設置するのがおすすめです。


一酸化炭素の何ppmで危険?
50ppm以上で「安全とは言えない」とされ、キャンプ中は0ppmが理です。
50ppmでも長時間の吸入で頭痛やだるさなどの風邪のような症状が起こり、めまいや手足のしびれ、その後は体を動かすことが困難になっていきます。
ppmごとの主な症状についてまとめました。
| 濃度(ppm) | 影響 |
|---|---|
| 50 | 8時間吸入で軽い頭痛・だるさ |
| 100 | 頭痛、息切れ 長時間は危険 |
| 200 | 2〜3時間内に軽い頭痛 |
| 400 | 1〜2時間で頭痛・吐き気・疲労感 3時間以上で中毒症状 |
| 800 | 1〜2時間で強い頭痛、2〜3時間で意識障害 |
| 1600 | 20 分間で頭痛・めまい・吐き気 2 時間で死亡の可能性 |
その後吐き気などの症状が起き、少しずつ悪化していきます。
一酸化炭素は無色・無臭のため、気づかないうちに中毒になることがあります。
気づきづらいので、少しでも警報が鳴ったら即換気!退避!が鉄則です。
キャンプで一酸化炭素中毒を防ぐための5つの対策
一酸化炭素を少量でも長時間吸い込むと、頭痛・めまい・吐き気などを引き起こし、重症の場合は命に関わる危険があるため、冬キャンプで一酸化炭素中毒を防ぐための5つの対策を紹介します。
常に換気をする
冬キャンプにはベンチレーション付きのテントがおすすめ。
幕内の下部や出入り口を常に少し開けて換気を確保しましょう。
上と下に空気の通り道を作っておくと効果的です。
一酸化炭素チェッカーを設置
テント上部と机の高さに2台設置するのが理想的。
一酸化炭素は空気とほぼ同じ重さのため、テント内のどこにでも漂う可能性があります。
使用前に電池残量と動作確認を忘れずにしましょう。
安定したところに火器を置く
ストーブやバーナー付近に燃える物を置かないようにして、子どもやペットの手が届かない位置に設置しましょう。
寝る時は必ず消火
寝る前に火を消すは鉄則です。
就寝中の使用は絶対に避けましょう!
寝る時の寒さ対策はこちら


少しでも異変を感じたらすぐ外へ出る
頭痛・めまい・吐き気・強い眠気を感じたらすぐに火を消し換気して外に出ましょう。
子供は異変に気づきにくいため、細心の注意が必要です。
改善しない場合は、迷わず救急要請をしましょう。
【キャンプ】一酸化炭素チェッカー寿命はある?
一酸化炭素チェッカーの寿命は一般的には5年程度と言われています。
しかし、センサーなどにより寿命は異なるので自分の購入する商品の寿命は必ずチェックしましょう。
製品寿命を過ぎると検知機能が低下し誤作動などが発生しやすくなるので必ず買い換えましょう。
また製品寿命内でも故障する確率は0%ではありません。
CO2の警報機ではありませんが、住宅用の火災警報器でも定期的な作動点検、約10年での交換が推奨されています。(消防庁)



複数の一酸化炭素チェッカーを使用する、使用前に点検を行うなどして対策するのがおすすめです。
キャンプで使用する一酸化炭素チェッカーについてよくある質問
キャンプで使う一酸化炭素チェッカーはコレがおすすめ|まとめ
ここまでキャンプで使う一酸化炭素チェッカーのおすすめについて書いてきました。
まとめるとこのようになります。
- 日本製センサー搭載、設置場所が変えられる、日本語表記、スクリーンが大きい物がおすすめ
- カーゴコンテナのセーフCOディテクターが性能、コスパ面でも優れている
- 設置場所はテント上と机と棚の2カ所
日本製センサー搭載モデルだと高精度で信頼性が高くおすすめです。
吊り下げ・マグネット・卓上などの設置場所を自由に変えられるタイプだと設置しやすく、日本語で大画面表示のものだと暗いテントでも見やすいのでキャンプに最適です。
冬キャンプで火器を使うときは、
この3つを守ることが命を守る第一歩です。
見えない危険を見える化して、安心・安全な冬キャンプを楽しみましょう。

