【レビュー】キャンプ定番のナイフ！オピネルナイフの特徴と使い方

こんにちは！キャンプ歴4年のふじこ( @_sotoasobi_)です！

みなさんの中にはキャンプの時に使用するかっこいいナイフをお探しの方いらっしゃいませんか？

我が家は初めてのキャンプの時からオピネルナイフを愛用しています。

SNSでよく見かけるオピネルナイフは、

• 見た目がかっこいい
• サイズ展開豊富
• 値段もお手頃

ということでキャンプ定番のナイフとなっています。

そこでこの記事ではオピネルナイフを４年以上使ってきた私が、
『オピネルナイフを選ぶ注意点』『オピネルナイフの種類や特徴』『オピネルナイフの手入れ方法』を紹介していきます。

オピネルナイフの特徴と魅力は？

オピネルは折りたたみ式ナイフの中で１、２を争うほど人気のナイフで、

近年はキャンプでの調理用に購入するキャンパーが増えてきました。

1本数千円程度からなので購入しやすく、切れ味も抜群なので男女問わず人気です。

120年以上の歴史があり、その見た目はフランス製の木のハンドルと炭素鋼ブレードの刃が実用的でシンプル。

かつ飽きないデザインなので世界中に愛用者がいます。

ピカソも愛したナイフとも言われているそうです！

オピネルナイフの特徴①折りたたみ式で使い勝手がいい

オピネルは刃の部分を折りたたんで収納できます。

一番大きいサイズ(No.12)でも、折りたたむとレギュラーサイズのメスティンにぴったりなので、スタッキングしやすく持ち運びに便利です。

またブナ木製のハンドル部分は、手にフィットするような形状で収まりがよく、安定感があります。

オピネルナイフの特徴②調理用ナイフとして人気

オピネルナイフは刃が薄く、包丁と似たような形状をしているので食材を切るのに適しています。

コンパクトで軽いので切るだけではなく、りんごやじゃがいもなどの皮を剥くことも可能です。

さまざまな食材を調理することの多いキャンプでの愛用者が多いのも納得です。

オピネルナイフの特徴③セーフティ機能付き

ナイフの中央部分には、セーフティリングがついています。

セーフティーリングをくるっと回すとロックでき、刃がふとした衝撃で勝手に開いてしまうのを防げます。

また使用するときもリングを回しロックをして使用するようにしましょう。

幅広い年代で安全に使えるよう配慮されているのもオピネルナイフの魅力の一つです。

オピネルナイフの種類

刃の材質はステンレスとカーボン

オピネルの刃の種類は『ステンレススチール』『カーボンスチール』の2種類あります。

ステンレススチール、カーボンスチールはそれぞれ以下のような特徴があります。

	ステンレス	カーボン
切れ味
錆
扱いやすさ
研ぎやすさ
刃こぼれ

それぞれの特徴について紹介していきます。

ステンレススチール(鉄+クロム)

ステンレススチールは、鉄を主成分として、10.5%以上のクロムを含む合金のことです。

ステンレスはstainless steelと言って「stain＝錆び　less＝少ない」ということから錆にくく劣化しにくい特徴があります。

錆から保護してくれる膜があるため、カーボンスチールに比べ錆に強いのです。

手入れの方法も水とスポンジで洗うだけなので、設備の少ないキャンプ場でも使いやすいです。

頻繁に手入れする必要はないですが、刃を手入れしないと切れ味は悪くなってしまうので、研ぎながら使用することをオススメします。

カーボンスチール(鉄＋炭素)

カーボンスチールは炭素鋼といい、こちらも鉄を主成分とし、0.02%～2.14%までの炭素を含む合金のことです。

カーボンスチールの魅力は、切れ味が抜群なことです。

固いお肉や魚もスパッと切れやすいです。

欠けやすく錆びやすいといった初心者には少し心配な面が多いですが、

研ぎやすいという性質はあるため、メンテナンスも楽しみたい！という方にぴったりです。

丁寧にケアすることで愛着も湧いてくるはずです。

オピネルナイフのサイズを紹介！

オピネルナイフのサイズはNo.6からNo.12まである

オピネルには#かNo.のあとに数字が書いてあります。

これはサイズを表す表記で、数字が大きくなるにつれナイフのサイズも大きくなっていきます。

No.2〜No.13までのサイズ展開がありますが、日本正規販売店のハイマウントではNo.6〜No.12の販売になります。

ちなみにNo.5まではロック機能がついていません

オピネルナイフはどれを選ぶ？オススメのサイズは？

数字の小さいサイズはかなり小さく実用的とはいえません。

キーチェーンが付いているものもあることから、緊急時用に適しています。

と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、包丁みたいにかなり大きいです。

家での使用でしたら良いかもしれませんが、キャンプにはいつもより小さめのまな板を持っていくと仮定すると、

No.12は避けたほうが良いかもしれません。

オススメはNo.8のサイズ！

実用的に使うならNo.6〜No.10のサイズがおすすめです。

中でも一番人気なのはNo.8で女性にも人気です。

食材を切ったり、小枝やロープを切ったりするのに適しているサイズで、

中でもコロラマシリーズはハンドル部分がカラーリングされており、全20色の中から好みの色を選ぶことができます。

色もポップでおしゃれなので、女性にも人気の高いシリーズです。

男性はNo.5以上のサイズを！

No.5のサイズでも軽作業に使えそうですが、男性や手の大きい方には少し扱いにくいかもしれません。

なので男性の方はNo.8〜No.10サイズのものを選ぶことをオススメします。

中でもNo.9のサイズは調理にはもちろん、小枝やロープを切ったりとキャンプでのいろんなシーンに活躍できます。

料理向きはNo.10？

大きい魚や肉、野菜を切るのに向いているNo.10は、料理を本格的にされる方にオススメです。

No.10を選んでおけば、大きい食材を切る時にストレスなく切れます。

おすすめサイズまとめ

• 実用的なサイズはNo.6〜No.10
• 女性にオススメのサイズはNo.8
• 男性にオススメのサイズはNo.8〜No.0
• 料理本格派はNo.10がおすすめ

オピネルナイフを初心者におすすめしない理由

オピネルナイフを使用していくにあたって、少しコツがあります。

私は購入してから知ったのですが、オピネルナイフにはいくつかの注意点があります。

知らないで買ってしまうと、せっかく購入したナイフがまったく出番のないものに変わってしまう可能性があります。

以下のことを注意して購入＆使用してみてはいかがでしょうか。

カーボンはメンテナンスが大変

私は素材の特徴を知らず、「カーボンスチールのNo.8」を購入しました！

キャンプで使用し、保管するときに手入れを怠っていたため、次のキャンプまで保管しておいたら錆びてしまいました。

多少錆びてしまっても、研ぎ石でとげばすぐに復活しますが、気軽に使いたい方にとっては少し面倒に感じるかもしれません。

カーボン素材ですとメンテナンスは必須になってくるので、楽なステンスチールを購入すればよかったなと感じました。

黒錆加工と呼ばれる、わざと酸化膜の黒錆を発生させて、赤錆を防ぐカスタムをしたいなら「カーボンスチール」をお選びください。

木製ハンドルに注意

オピネルナイフは刃を収折りたたむ部分(ハンドル)が木製になっており、食材を切って刃についた水分をそのままにして折りたたむと、

木が膨張して刃の開閉がしにくくなります。

実際に私も使用後そのまま保管していたら、刃が開かなくなってしまいました。

ハンドル部分が樹脂製のものもありますが、人気なものは木製のオピネルです。

オイル漬け加工をして、防水性を高める方もいらっしゃいますが、木の部分の防水効果は期待できませんので、

手入れ方法をしっかり把握しておくことが大切です。

持ち運びに注意

オピネルナイフはセーフティーリングが付いているので安全に使うことができますが、

ハサミやナイフなど刃渡り6cmを超えるナイフや包丁などの刃物は、業務や正当な理由がない限り携帯することが禁じられています。

銃刀法違反になるケースは、業務や正当な理由がないときに

• 刃渡りが8cmを超える折りたたみ式ナイフ
• 刃渡りが6cmを超えるシース(鞘)ナイフ

を所持していた場合になります。

キャンプの行き帰りや、ショップで購入し家に持ち帰るまでの間でしたら正当な理由として挙げられますが、

キャンプを終えたあとうっかり車にナイフを積んでしまっていた場合は、正当な理由にはなりません。

「銃刀法違反」になってしまうので、帰宅後は必ず家に持ち帰るよう注意しましょう！

サビないための刃のお手入れ方法

道具を長く、愛着持って使ってもらうためのお手入れ方法です！

ステンレススチールの洗い方

カーボンスチールの洗い方

木製ハンドルの洗い方

絶対に水につけないように注意してください。

木が膨らんで、刃が出しづらくなったり、木が腐ってしまう可能性があります。

ハンドル部分の洗い方は、湿らせた布で拭き、乾いた布で拭き取ってください。

買う前に読みたいオピネルナイフの特徴とお手入れ方法まとめ

私は何も知らずお手入れが難しいカーボンを買ってしまいましたが、皆様はもう大丈夫！

自分にあったオピネルナイフを選んでキャンプでの料理に生かしてください！