湯たんぽはコスパが良い冬キャンプの寒さ対策の一つです。

冬キャンプで暖かくぬくぬくと寝れたら最高じゃない?
冬キャンプでみなさん色々な寒さ対策をされているかと思います。
その寒さ対策の一つが湯たんぽです。
一回使ったら手放すことができません。
キャンプの湯たんぽといえばマルカ株式会社が作っている湯たんぽが有名ですがマルカ株式会社の湯たんぽだけでもいろんな種類、いろんなサイズの湯たんぽがあります。


この記事ではキャンプにおすすめの湯たんぽの種類やサイズについて解説します。
またおすすめの湯たんぽも解説するのでぜひ湯たんぽを購入するときの参考にしてください。
- 湯たんぽの種類
- キャンプにおすすめの湯たんぽ
- キャンプに持って行く湯たんぽの大きさはこれ
キャンプに湯たんぽっているの?
結論から言うと寒さ対策でこんなにコスパのいいアイテムないので絶対に活用したほうがいいです。
「湯たんぽ?ほんとに冬キャンプにいるの?」なんて思う方もいると思います。
湯たんぽを持って行った方がいい理由については「キャンプで湯たんぽを使った場合のメリット」の章で解説します。
キャンプの数ある防寒グッズの中でも湯たんぽはかなり人気のアイテムです。



お手頃な価格だし寝袋に入れたらぬくぬく寝れるよね!
キャンプに持っていく湯たんぽの大きさはどれがいい?


キャンプに持っていく湯たんぽはなるべく大きいものがおすすめです。
湯たんぽには色々大きさがあってキャンプに持っていくのにどのサイズがいいのか迷う方も見えますよね。
湯たんぽは大きさによって得られる効果が変わります。
湯たんぽのサイズは、大きいもので3.5Lほど小さいもので500mlです
入れるお湯が多ければ多いほど暖かい状態を長くキープできます。
なので湯たんぽの大きさを決める際にはなるべく大きいものを選びましょう。
コンパクトサイズなら携帯性がありますが、暖かさがキープできないので大きいものがいいです。



2.5L以上のものなら冬キャンプで一晩暖かく越せるよ!
キャンプで湯たんぽを使った場合のメリット
湯たんぽは、冬やンプで使用する他の暖房器具と比べて安いだけでなく火を使わないでも暖かいため火災などの危険性がなくキャンプに向いています。
- 他の暖房器具と比べて安価
- 大きいものであれば朝まで暖かい
- 火災などの危険性がない
- 乾燥しない
- 電源がいらない
冬キャンプの暖房器具として、ストーブやポータブル電源、電気カーペットなどがありますがそれらと比べると湯たんぽはかなり安価ですよね。



安価なのに朝まで効果があるなんて持っていくしかない!
火災などの危険性がないのもメリットです。
冬キャンプではテント燃えたり、暖房器具の燃焼で一酸化炭素中毒を起こしたり事故につながることがありますが湯たんぽにはありません。
もちろん使用するときの注意点もありますので注意点に関しては「キャンプでの湯たんぽの効果的な使い方と注意点」をご覧ください。
【キャンプにおすすめの湯たんぽ】湯たんぽの種類
一口に湯たんぽと言っても湯たんぽにはいくつか種類があります。
湯たんぽの種類は大きく分けて5種類です。
- トタン
- ステンレス
- 純銅
- プラスチック
- ゴムシリコン
- 充電式
それぞれに特徴がありますので一つずつ解説していきます。
トタン
トタンは金属製の湯たんぽです。





湯たんぽとして一般的な素材の一つだね!
トタンの湯たんぽは直火ができる製品が多く、昔から使われていますのでレトロ感もあって魅力的です。
また熱伝導率が高くお湯を入れるとすぐに温まります。
頑丈で耐久性に優れている点もいいところですね。
ステンレス
ステンレス製の湯たんぽは長持ちする点がいいところです。


マルカ株式会社公式HPより画像引用
金属製の湯たんぽは錆びたりするのが難点ですがステンレス製の湯たんぽは錆びにくく頑丈なため長持ちします。
トタン製の湯たんぽと比べて高価なので購入のハードルは上がりますが長く愛着を持って使用したい方にはおすすめです。
純銅
純銅は金属の中でも特に高い熱伝導率を持っています。


また使い込むほどくすんで味が出てくるのでデニムなどみたいに使って育てるのが好きな方におすすめです。
お湯を入れるとすぐに熱くなるため手早く温まることが可能ですが、火傷には注意が必要です。
プラスチック
プラスチックの湯たんぽはとにかく安価で軽くて扱いやすいです。


様々なサイズや形状、色があるので自分の好きなデザインの湯たんぽが見つかるかもしれません。
金属製のものと比べると安価で購入できます。
金属製のものほど熱伝導率が良くないので火傷のリスクは低いです
ゴムシリコン
ゴムシリコンの湯たんぽは肌へのあたりがソフトなことが特徴です。


さらにお湯が入っていない時はコンパクトになることが魅力的なポイント。
ゴムシリコンの湯たんぽは形状をキープできないため他の湯たんぽと比べるとお湯を入れづらいと感じる可能性があります。
充電式
PVC素材の湯たんぽは充電式の湯たんぽです。


この湯たんぽの特徴はお湯がなくても使用できるということです。
最近注目されている湯たんぽです。
【キャンプにおすすめの湯たんぽ】加熱方法に注目 直火対応に充電式も!
湯たんぽによって温め方は違います。
湯たんぽの温め方はこの3つです。
- 温めたお湯を入れる
- 直火
- 充電



みんなはどの温め方が好き?
ちなみに湯たんぽに入れるお湯の温度は60〜80度程度が推奨されています。(取扱説明書の温度に従いましょう。)
温め方について一つずつ詳しく見ていきましょう。
【キャンプ】湯たんぽ温め方 ①温めたお湯を入れる
湯たんぽの温め方として温めたお湯を入れるのが1番メジャーだと思います。
沸騰したまま入れていいのか冷ましてから入れたほうがいいのかなど疑問があると思います。
製品によって異なりますのでお使いのものの取り扱い説明書をご覧ください。
また湯たんぽのお湯を注ぐ部分はそれほど大きくないものもありますので口が細いやかんを持っていくことをおすすめします。
【キャンプ】湯たんぽ温め方 ②直火
湯たんぽの中には直火が可能なものもあります。



僕は直火派なのでこれがおすすめ!
ストーブで暖まりながら湯たんぽをストーブの上で温めて家族や友達と会話する時間が最高です。
【キャンプ】湯たんぽ温め方 ③充電式
最近注目されているのがこの充電式で温められる湯たんぽです。
- お湯を使わないこと
- 温度調節が可能
使い終わった後の乾燥などの手入れがないのは嬉しいポイントですね。
また温度調節可能なものもあります。
お湯だと温度調節が難しいので好きな温度にできるのは魅力的です。
キャンプにおすすめの湯たんぽの選び方
湯たんぽって色々あってどれにしたらいいかわからないという方のためにキャンプに持って行くのにおすすめな湯たんぽの選び方を解説します。
湯たんぽを選ぶ際に注目したいのは5つのポイントです。
- 「耐久性・熱伝導率など」重視したいポイントを元に選ぶ
- 加熱方法はどれがいいか
- 持続力重視か携帯性重視で大きさが決まる
- 値段
- カバーはついてるか
基本的には自分がどれを重視したいか決めて総合的に見てどの湯たんぽがいいのか選んでください。
今までキャンプで湯たんぽを使ってきた私の意見も踏まえながら4つのポイントを一つずつ解説していきます。
【キャンプ】湯たんぽの選び方 ①耐久性・熱伝導率など重視したいポイントを元に選ぶ
湯たんぽの材質には5種類あってぞれぞれに特徴があります。
耐久性を重視したいのか熱伝導率を重視したいのかどこを1番重視するのか自分で決めてください。
それぞれの特徴をまとめました。
湯たんぽの種類 | 特徴 |
---|---|
トタン | 熱伝導率が高い 耐久性 |
ステンレス | 耐久性が高い |
純銅 | 熱伝導率が高い |
プラスチック | 様々なサイズやデザインがある |
ゴムシリコン | 携帯性が高い |
PVC | お湯を使わない |
この表を参考に何を重視したいか考えてください。



僕は熱伝導率と耐久性が高いトタン性がおすすめ!
【キャンプ】湯たんぽの選び方 ②加熱方法はどれがいいか
湯たんぽの温め方は「直火」「温めたお湯」「充電式」この3つの方法があります。



僕はストーブの上で温められる直火できるものがおすすめ。
直火できるものはお湯を入れる温め方もできますので直火できるものを買っておくのが無難です。
湯たんぽ種類 | 温め方 |
---|---|
トタン | 直火 (すべての製品ではありません) お湯入れ |
ステレンレス | お湯入れ |
純銅 | お湯入れ |
プラスチック | お湯入れ |
ゴムシリコン | お湯入れ |
PVC | 充電式 |
自分がキャンプに行っている時にどの温め方をしたいのか想像してみてください。
【キャンプ】湯たんぽの選び方 ③持続力重視か携帯性重視で大きさが決まる
お湯の温度の持続力なら大きいもの携帯性なら小さいものを選びましょう。
あなたはお湯の温度の持続力をとるか携帯性かどちらを取る?



僕は大きいものがおすすめ!
コンパクトなのは積載が楽になるけど温めるという本来の目的が果たせないと意味がないので大きいものをおすすめします。
【キャンプ】湯たんぽの選び方 ④値段
値段を気にするのであれば1番安いのはプラスチックの湯たんぽ、1番高いのがステンレスの湯たんぽです。
プラスチック製の湯たんぽなら大体のものが1000円代で購入できます。
しかし、湯たんぽは一度買えばずっと使えるものです。
そう考えると耐久性のあるプラスチックより高価な他のものの方がおすすめです。
ステンレスのものだと10,000円以上するものもありますがその他のものなら3,000〜5,000円程度で購入できます。



3,000〜5,000円くらいなら購入できそう!
【キャンプ】湯たんぽの選び方 ⑤カバーはついてるか
湯たんぽは、火傷を塞ぐためにもカバーが必須です。
タオルなどで代用する人もいますがタオルはずれてしまって湯たんぽが露出してしまう可能性もあるのでカバーの方が安心できます。
商品によってはカバー付きの湯たんぽもあります。
カバーのデザインにこだわりたい方は気新田デザインのものを購入してください。
こだわりのない方は、カバーがセットになった商品を選びましょう。
【最強】キャンプにおすすめの湯たんぽはコレだ!
キャンプの湯たんぽといえば「マルカ」の湯たんぽが直火対応でキャンパー界隈でも有名どころのおすすめの湯たんぽです。
他にもおすすめしたい湯たんぽがありますのでその製品の特徴や大きさ・特徴なども一緒に解説します。
- マルカ
- 尾上製作所



値段・機能等を総合的に見てトタン性のものが断然おすすめ!
マルカ


1番有名な湯たんぽです。
「キャンプ 湯たんぽ」で調べるとほとんどの記事でこの湯たんぽが紹介されています。
このマルカ株式会社のトタン製の湯たんぽは昔ながらの形をしていて雰囲気があるだけでなく直火にも対応しておりキャンプにピッタリの湯たんぽです。
- トタン製は直火対応
(IHも可能) - 有名どころで安心して使える
- 昔ながらの雰囲気のある湯たんぽ
- SG基準を満たしている
トタン製なので大きさにもよりますが2.5lで大体3,000円程度で購入できます。
マルカのトタン製湯たんぽのスペックについて表にしました。
商品名 | マルカ湯たんぽ (トタン製) |
---|---|
容量 | 600mℓ 2.5ℓ 3.5ℓ |
直火 | 可(IHも可) |
材質 | (本体) 溶融亜鉛メッキ鋼板 (口金) しんちゅう (パッキン) 合成ゴム |
生産国 | 日本 |



王道の湯たんぽが買いたいならこの湯たんぽ


尾上製作所


この尾上製作所は、昭和23年創業の歴史ある企業です。
尾上製作所は湯たんぽだけでなく他のアウトドアギアも販売しており、キャンパーの方なら聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
そんな尾上製作所は昔ながらの湯たんんぽと黒色の湯たんぽを出しています。



黒い湯たんぽは珍しいね!
尾上製作所はユーチューブで実験動画をあげており沸騰したお湯を入れて朝まで布団に入れておいたときの実験動画ががりました。
実験動画では沸騰したお湯を入れて布団に入れて朝まで放置したところ45℃でした。
環境によってどのくらいの温度を保てるかは変わりますがこの動画は参考になりますね。
それでは尾上製作所のおすすめポイントです。
- 色んな実験をしているyoutubeが参考になる
- 保温力
- SG基準を満たしている
- 珍しい黒色の湯たんぽがある
- マルカより安い
尾上製作所の湯たんぽは直火については推奨はされていないみたいですがYouTubeに直火をした際の実験動画が載っていました。
直火は推奨されていないものの安全基準は満たしておりマルカに負けないスペックですがマルカより安いところが魅力的です。
商品名 | トタン湯たんぽ |
---|---|
容量 | 2.4ℓ |
本体材質 | 亜鉛鉄板 |
重量 | 630g |
生産国 | 日本 |
直火が推奨されているかされていないかの違いはありますが値段は尾上製作所のほうが安くてこちらもおすすめとなっています。


湯たんぽ売れ筋ランキング
ここでは各ECサイトでどんな湯たんぽが売れているのか調査してみました。
アマゾン、楽天、ヤフーショッピングのベスト3について紹介します。
アマゾン
- 充電式湯たんぽ Wolfhowl
- マルカ湯たんぽ 2.5ℓ(トタン)
- タンゲ化学工業 立つ湯たんぽ(プラスチック)






楽天
- 充電式湯たんぽ poca+
- 充電式湯たんぽ poca+
- マルカ湯たんぽ 2.5ℓ(トタン)




ヤフーショッピング
- 湯たんぽ エコ湯たんぽ
- 充電式湯たんぽ
- 充電式湯たんぽ poca+






キャンプでの湯たんぽの効果的な使い方と注意点
湯たんぽは充電式のもの以外はお湯を入れて温めるという簡単な使い方ですが、湯たんぽは正しく使用することで効果が違います。
また湯たんぽを使用する上で注意点もありますので解説します。
湯たんぽの効果的な使い方
湯たんぽは正しい使い方をするだけで効果が異なるので使い方の参考にしてください。
- 30〜40分前に寝袋に入れる
- お尻の位置に置くことで効率よく温まる
湯たんぽは就寝の30〜40分前に寝袋に入れましょう。
せっかく湯たんぽを使用していても寝袋が冷たくては気持ちよく眠りにつけないので就寝の30〜40分前に入れておくことで寝袋を温めましょう。
湯たんぽはお尻の位置におくことで効率よく足先まで体を温めることができます。
お尻は筋肉量が多い場所なので血行が良くなり効率よく温まることができます。
次の章でも解説しますがそのまま終身に着くと低温火傷の恐れがあるので寝る時には体から離した位置においてください。
湯たんぽを使用するときの注意点
- 直火の場合水7割蓋をするときに水を足す
- カバーをして直接触れない
- 眠る時には体から離す
直火の際は最初は水を7割いれて湯たんぽを火にかけましょう。
最初から満タンにしてしまうと沸騰した時に吹きこぼれしてしまう可能性があります。
また温めた後は水を足してから蓋を閉めてください。
湯たんぽ内の空気が多いと温度の上限で湯たんぽが変形してしまう可能性があります。
湯たんぽは直接触れたりずっと同じ位置にあて続けると火傷の恐れがあります。
カバーをして眠りにつく時には体に触れない位置においておくことが大切です。
【キャンプ】おすすめの湯たんぽカバー
湯たんぽカバーは付属のものもありますし手作りで作る方も見えます。
どれもそれほど変わりはないですがキャンプで湯たんぽを使用する際におすすめしたい湯たんぽカバーがあります。
それは「AMICAL Schlaf 湯たんぽケース」です.


この湯たんぽカバーは2022年にクラウドファンディングサイト「Makuake」で販売された前身モデルの新バージョンです。
前身モデルでは幕開けで目標額を大きく上回り大ヒットしていました。
カラー展開も豊富です。


「AMICAL Schlaf 湯たんぽケース」は保温力が魅力的なアイテムです。



このカバーの中身は違う素材の3層構造になっていて暖かさを逃さない!
サイズは2種類ありますが湯たんぽを入れて使用するならLサイズの購入がおすすめです。
よくある質問
ここでは冬キャンプで使用する湯たんぽについてよくある質問をまとめました。
- キャンプには湯たんぽはどの大きさがおすすめ?
-
環境下にもよりますが2.5ℓくらいの湯たんぽなら朝まで暖かく過ごせます。
>> 湯たんぽの大きさについて - 色々な種類の湯たんぽあるけどどれがいい?
-
耐久性や熱伝導総合的に考えるとトタン製がおすすめです。
- キャンプにオススメの湯たんぽは?
-
マルカや尾上製作所のトタン製の湯たんぽがおすすめ。
>> おすすめの湯たんぽが知りたい - キャンプに湯たんぽっているの?
-
湯たんぽは安価で購入できて朝まで暖かいアイテムで一度使ったら手放せません。
>> 湯たんぽの必要性 - 湯たんぽを使うときの注意点はある?
-
毎年多くの人が湯たんぽによる低温やけどを起こしていますので低温やけどには注意してください。
>> 湯たんぽの使い方
【キャンプ】おすすめの湯たんぽ!どの大きさがいい? まとめ
最後にキャンプにおすすめの湯たんぽ・おすすめのサイズや湯たんぽの種類についておさらいします。
- トタン製の湯たんぽがおすすめ
- 大きい方が保温効果が高い
- 一晩暖かい状態にしたいなら2.5ℓ
- マルカの湯たんぽが有名
湯たんぽにはいろいろな種類がありますがトタン製がおすすめです。
直火もできるものがありますし熱伝導、耐久性にも優れています。
湯たんぽのサイズは大きい方が保温効果に優れているので大きい方がいいです。



環境の状況にもよりますが2.5ℓ以上あれば一晩暖かい状態で入れるでしょう。
湯たんぽといえばマルカの湯たんぽが有名で値段もそれほど高くないので迷ったらマルカの湯たんぽをおすすめします。

